日和・自転車

散歩をするほどの時間もゆとりも無いので、
日常の買い物などに自転車で出かけて、
ついでにあたりを回ってくる。
散歩ではなく、さしずめ「散走」という感じ。
「街はジム」という気分で走りたいところだが、
ママチャリで、籠には野菜というスタイル。
郊外特有の、申し訳程度の畑の脇や、
新興住宅地の横を通る、刺激の無い「散走」だ。

私の住む町は、以前、テレビ番組で知ったのだが、
住居面積が日本一狭い地域なのだそうだ。
居住の面積が狭くてもその町に住む、ということは、
住環境や職場へのアクセスなどと
折り合いをつけての選択であろう。
この町で、想定する予算で、少し広い住居を求めるなら、
駅から離れたり、坂を我慢しなければならない。
そこでしかたなく、容積率の大きい場所に、
60㎡前後の敷地を、3階建てに利用したりもしているのだ。

家の広さも、他の物欲と同じで、
求めだせばきりが無いのだが、
国土をいい形で利用するということの延長で、
考えることのひとつだとも思う。

カテゴリー: コラム — admin 11:38 AM
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