2009 年 10 月 2 日
戸外のあおむし、飼育箱のあおむし
10月の始めに、くちなしの木で、あおむしを見つけた。
明日は雨になりそうだし、鳥に捕まるかもしれないし、
などと思いながら、翌日見に行ったら、もう、
見当たらなかった。
春先に、あおむしを飼育箱で飼って、
アゲハチョウになったら、
外へ逃がしたことが何度かある。
毎日、飼育箱に柑橘系の葉を入れ、
糞を捨てたりして育て、
全部のあおむしが、さなぎから蝶に変わる。
でも、野生のあおむしは、
こうはいかないだろう。
猫などの生存期間も、
人間に飼われている猫の方が、
野良猫よりずっと長いのだそうだ。
その一方で、狭い飼育箱や、
閉鎖された住宅で飼われ、
長生きをする動物や虫が幸せなのだろうか、
とも考える。
人の暮らしと自然とのつながりは、
どんなかたちがいいのだろう。