2009 年 12 月 4 日
老人ホーム
会社を経営する友人が、自分たち自身の将来のために、
老人ホームを作るのはどうか、と話してきた。
たしかに、高齢者や団塊の世代が、
自分たちの財や知識を総動員して、
自分たちの手で、
自分の入居する老人ホームを
建設、運営するということは、
ひとつの方法かもしれない。
富の高齢者への偏在は、常々言われていることだし、
かれらに蓄積された、知識や技術も生かされてくる。
自分に都合のいいように、
自分たちが暮らしたいように作るのだから、
介護事業者が企画、建設した、
これまでのようなお仕着せの施設ではなく、
おもしろい空間にだってなるだろう。
うれしくないことは、入居者が全員、
高齢者だということだよね、と言うと、
そこで、話は終わってしまったのだけれど。